城山の家

デザインコンセプト

未来と現在の暮らしに配慮した穏やかな住まい

生活の大半が1階で完結できる、将来的には平屋の暮らしが可能になります。奇をてらわず、街に溶け込む、さり気ない佇まい。まるでずっとここに建っていたかのような、街並みと調和する“新築を感じさせない”住まいです。

「小さい頃から育った街に、これからもずっと住み続ける」
「窓から見える桜の木や、昔から見てきたものを子どもたちにも見せてあげたい」
お施主様が生まれ育った街での新築計画、「今も将来も考えた住まいが欲しい」というのがご要望でした。ご夫婦が年齢を重ねた将来のため、また日々の暮らしやすさのため、寝室は1階に設けました。階段を使わず、生活動線の距離が短くなるため現在はもちろん、ご夫婦だけの生活になってもの平屋のような暮らしができます。

ポイント1

忙しい毎日の中で家族との大切な時間を

家事スペースは集中させ設けました。キッチンからもリビングからも移動することができるファミリークロゼットと物干しスペースは、洗う・干す・しまう・着替えるが最短時間で叶います。暮らし方は、家族の成長とともに変わるもの、だからライフスタイルの変化に対応できるきめ細やかな収納と動線があると便利です。“ただいま”から手を洗い着替えるという日常の動きを考慮して、手洗いスペース、クローゼットを配置しました。花粉やほこり、ウイルスを生活空間へ持ち込むことを防ぎます。メリハリのある生活を送り、子ども達の自立心を育てるためのプライベートスペースもしっかりと設けました。ご主人様の書斎はあえてコンパクトに。まるで秘密基地のような手を伸ばせばなんでも手が届く距離にしました。また、書斎は家族の雰囲気を感じ取れる距離感に。パブリックスペースとの間に障子を設けました。声をかければすぐわかる、ほどよい距離があるとお互い心地よく過ごすことができます。暮らし方を考え、家事の動線を最短にすることで大切な家族とのかけがえのない時間を今よりもっとつくることができます。

ポイント2

外と中をあいまいにつなぐ

ウッドデッキを通して外とゆるやかにつながるリビングには、家族が自然と集まります。大きな窓からは、春は桜が見え、吹奏楽部が演奏する音楽が聞こえます。自然素材の床や手作りの建具からは、木の香り、サラサラとした手触りや柔らかな踏み心地、そこにいるだけで優しい時間が流れます。

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