女池の家

デザインコンセプト

明るくて広いLDKと、ほの暗い和室。

施主様ご家族は「家族が集まって長い時間を過ごす部屋を、心地の良い空間にしたい!」という要望をお持ちでした。

そしてその心地良さを演出するために、南と北が道路に挟まれている土地の特性を生した設計にしました。

一日を通して明るい光を取り込みやすい南側には、家族が集まって長い時間をすごすリビング・ダイニングを配置。リビングには大きな窓を設けて庭に植えられた三本の木を眺めることができます。住宅地の中でも緑を感じながら家族の団らんを楽しめる明るくて開放的なリビング・ダイニングになりました。

そして北側には和室を配置。北側の安定した光は精神的な落ち着きを与えてくれます。和室の窓からもお庭を眺めるられて心の安らぎを感じます。

落ち着いた光のほの暗い和室と、開放的で明るいリビングを設けることで、気分や体調によってすごす場所を変えることができます。

敷地が道路に挟まれているとことで、周囲の視線も配慮しなくてはいけません。板塀や植栽、さらに窓の大きさや高さを工夫することで周囲からのプライバシーも守られています。

ポイント1

セカンドリビングとしても活用できる図書室

読書が大好きな施主様ご家族。本は実家に預けているものを含めると数百冊にもなります。それらの本を収納できる大型の本棚が欲しいと要望がありました。

そこで南側に面した家中で一番明るい2階ホールに大型の本棚を設置した図書室を作りました。ただ本を収納するだけではなく、ご家族で読書を楽しんだり、お子さんが勉強をしたり友達と遊んだり多目的に使えるセカンドリビンとしても活用できます。

ポイント2

3つの居場所

こちらの住まいは3つの居場所が存在します。

広くて明るい17帖のリビング、コンパクトでほの暗い6帖の和室、コンパクトで明るい7.5帖の図書室。気分や体調はその日によって違うものです。

そこで広さや明るさの違う空間をつくりました。その日の気分や体調に合わせて居場所を変えることでいつでも居心地良くすごせます。

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