水道町の家

デザインコンセプト

自然に触れ合いながら、家族のだんらんの時間を増やす設計。

施主様が家に望まれたことは、「バーベキューや家庭菜園の道具を片付ける収納スペースの確保」「収穫した野菜を置く食品庫」など室内に持ち込まない物を入れる大きな収納、リビングに接した和室。

「普段はリビングの一部としても使い、友人や親御さんが来られたときには客間としても使える和室にしたい。」「リビングを通らずに玄関から直接和室に通したい。」というご要望でした。

このご要望を実現させるためにご提案したのが、玄関に配置した大きな土間スペースです。一般的に玄関土間の役割といえば出入りする際の靴を履いたり脱いだりする場所です。この家の大きな土間スペースには、玄関からすぐに和室へと入れる廊下としての役割を持たせました。さらに収納の機能も充実させた格子戸付きのの大きなクローゼット。家庭菜園やバーベキューをする時には庭への通路として役割もあります。

他にも、玄関・リビング・ダイニング・和室から庭への行き来を容易にしたことで、室内室外の関係なく家族と同じ時間を楽しむことができるよう設計しました。

施主様が一戸建てに夢見た家族だんらんの時間も、これらの工夫できっと充実した時間を過ごすことができます。

ポイント1

二つの要素を持つ間取り

家族のコミュニケーションを重視した設計です。

子育て世代の多くのお客様が家族のコミュニケーションがとりやすい間取りを希望されます。

こちらの家は、お子さんが幼少期に求めるコミュニケーションのとりやすさと、思春期に求められる近すぎない距離感の二つの要素を持っています。リビング・ダイニング・キッチン・和室の配置に工夫することで家族がずっと仲良しでいられる間取りになっています。

ポイント2

町並みに調和するデザイン

建築地は既存の宅地で落ち着いた雰囲気のある街並みです。その街並みに調和できるように、新築らしさを可能な限りなくすようにデザインしました。そこで使用した外壁は深いグレーのガルバリウム鋼板と杉板です。落ち着いた色彩と素材で落ち着いた街並みにぴったりの外観デザインです。

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