白新町の家

デザインコンセプト

自分たちの想像を超える家。

一般的に家づくりをお考えの方は、完成見学会やモデルハウスを見学してまわります。そして会場で疑似体験しながらイメージを膨らませ、建築会社に「こうして欲しい!」と写真を持って行かれる方もいらっしゃると思います。そういった家づくりをされる方が圧倒的に多いと思いますし、決してそういった進め方が良くないということではありません。

しかし、現在の家族構成、年齢、お子さんとの距離感、ライフスタイル、流行のデザインを優先して家を建てられた方たちの中で、後悔されている方がいらっしゃるのも事実です。

テレビでよく見かける俳優や女優を想像してみてください。一流の仕事をしている方たちは、果たして映画に出演するための衣装を自分たちが直接お店に出向いて、購入していますでしょうか?決してそんなことはなく、やはりプロのスタイリストがついているはずです。そんな表舞台に出てこない職人とのチームワークによって安心して演技に集中することができ、世界中の人たちに感動を与える作品が出来上がるのではないでしょうか?

まさに、今回のお宅もそんな一面をもっています。すべてプロに任せた結果、自分たちが思い描いている家の想像を超える家ができたと施主様にたいへん喜んでいただいた住まいです。

ポイント1

幸せに末永く暮らせる家

「いかにして施主様ご家族みんなが幸せに末永く暮らせる家にできるか?」をテーマに計画しました。

施主様のライフスタイル・家事動線にストレスを与えない配置。思春期を迎える将来も見越した子供たちとの距離感。休日や帰宅後にリラックスできるLDK。家族のコミュニケーションが自然な形で取れる設計。通行の多い全面道路から生活を守りながら、一方ではデッキをつかうことによって外部とも仲良くできる一面を持たせる。もちろん自然光や風を取り込むことも計算された設計となっています。

その他にも、材料にこだわったご主人の2帖の書斎。たっぷりと約5帖とった玄関とシューズクローク。機能的で使いやすい洗面室。梅雨時や冬場に活躍する室内物干し。アウトドア道具、タイヤをしまえる外部収納など。ご家族の生活を豊かにするポイントがたくさん詰まった住まいです。

ポイント2

周辺の環境との調和

設計士を悩ます課題がありました。それは「周辺の環境」です。幹線道路沿いの交通量の多い道路。時間帯によって渋滞もあります。周辺は店舗と住宅が入り乱れて建ち並び、外観をどのようにデザインすれば街並みに調和できるか?とても悩むポイントでした。そこで正方体の家の4角に思い切った工夫を凝らしてあります。「住宅街では派手に感じて調和が難しく、逆に店舗街でも地味に見えてしまい調和が厳しい」設計士が悩みに悩んだ末、この敷地だからこそ、映えるデザインに仕上がりました。

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