五十嵐中島の家

デザインコンセプト

子どものために早く家を建ててあげたい。でも…

「子どもが成長して今の住まいが手狭になりなんとかしたい」「子育てがしやすい家にしたい」「子どもの成長を考えて、いつ建てれば一番いいのか?」「子どもとコミュニケーションが自然と取れるような間取りにしたい」というご相談をよくいただきます。

他にも「子どもが大学へ進学するとに教育費が捻出できるだろうか?」「今の収入で子どもに習いごとをさせてあげられるだろうか?」「将来、住宅ローンの返済で家計が圧迫されないか不安」など、いざ、家づくりを検討し始めると悩みや不安はつきません。

しっかりとした計画をせずに、家をたててしまうと、住宅ローンの返済で家計がきつくなてしまい、奥さんが慣れないパートに出かける、両親の勤務の時間が増える、そして子どもたちと一緒に過す大切な時間が奪われてしまうこともあるかもしれません。

もし、そんなことになってしまっては、一体何のための家づくりでしょうか。

私たちのつくる家は、建ててから今より子どもたちの笑顔が見えるいい家でなければならないと考えています。

こちらのお宅は延床面積で28.75坪です。施主様が将来の家族を考えて決めた予算、子どもの成長に合わせた時期を徹底的に話合い、いかにコストをかけずに、こどもたちとの生活を豊かにできるか、をテーマに、子育てをするための理想の家になりました。

ポイント1

家族を身近に感じられる空間

家事をしながらでも子どもとコミュニケーションがとれる。そんな間取りにすることがテーマのひとつでした。奥さんが家事をしながら子どもの勉強を見れる、そして夜には奥さんがデザイナーとして創作活動をすることができる、キッチンと食堂の一角に作業カウンターを設けました。キッチンは部屋にいる子どもたちがお母さんを身近に感じられるよう、壁つけのタイプを採用しました。

他にも4枚の障子で仕切れるリビングに畳を敷き、お客さんやご両親が来ても泊まれるよう仕上がっています。天井は階段下地に使う合板を表しにし、材料の持つ本来の魅力を引き出しました。

子供室にはタイルカーペットを敷き、収納も充実させました。2階に設けた5帖のホールも年中物干しに使用でき、お子さんと一緒に遊べるフリースペースとしても活躍します。一見もったいないと思われるスペースかもしれませんが、生活を豊かにするためにこういった空間も重要です。

ポイント2

ガリバリウム鋼板で情緒ある外観に

外壁はガリバリウム鋼板の丸小波で施工しました。全体的にナチュラルなイメージに仕上がり、趣のある長持ちするデザインになりました。

42坪という敷地の中で、しっかりとお庭も確保し、これから大きなシンボルツリーを予定しています。ウッドデッキを設けることで食堂からの出入りも容易にでき、昔からある日本家屋を思わせるような下屋を突き出させ、情緒ある外観に仕上がっています。車の通りも少なく子育てに適した敷地であることも間違いありません。子育てを考えた家づくりはこういった周辺環境とても大切になります。

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