2017年7月の見学会のご案内

終了

さまざまな居場所が自然に家族をつなぐ未来の暮らしにも配慮した穏やかな家

見学会のポイント

  • 北側LDKって暗くないの?
  • 大型本棚を備えたオープン型書斎スペース
  • 家族の息遣いを感じる空間配置
  • 通りの視線から暮らしを守る。玄関を隠すという発想
  • 使い方はご家族次第、自由にカスタムできる多用途収納!
  • 雨の日でも安心。充実のランドリースペース
  • 他にも見所はたくさんあります。あとはあなたの目で、直接現地でご覧下さい

ご案内

この見学会は終了しました。多数のご来場をいただきましてありがとうございました。

熊木からのメッセージ

お施主様との出会い

今回のお施主様と初めてお会いしたのは、およそ2年前のこと。家づくりにおいて最も大切な資金について、FPの先生としっかり相談されてから家づくりを始められたお施主様。土地探しはもちろんのこと、ご家族の未来の幸せな暮らしについて一切の妥協をせず、理想の家づくりというゴールを目指して進めてきました。

北側に設けたリビングから、将来に繋がる約20帖分のお庭

歴史を感じる商店街を少し抜けた場所。ござれや花火で有名な北区松浜地区に完成したこの家は、敷地面積が約37.9坪、延べ床面積29坪です。

先にお伝えしたとおり、お施主様はお金資金計画のプロであるファイナンシャルプランナーに資金計画をしっかり相談され、自分たちの適正予算をしっかりと把握されていました。

その予算をしっかり守るために、私が提案したのが「足すのではなく引き算の家づくり」です。

土地から購入する場合、建てる家のイメージと金額を考慮しながら土地選びをしないと必ずといっていいほど予算オーバーしてしまいます。それは「まずは土地を決めて、次は家をじっくり考えて...」という順番で進めてしまうことにあります。予算オーバーにならならない為には、土地取得費、建築予算はもちろんのこと、家具や家電の購入費用も家づくりの総予算と捕らえ、全体の予算配分を冷静に見極めなくてはいけません。今回の家づくりは、このような事を特に重視しながら慎重に進めていきました。

そんな中、ようやく出会う事ができた運命の土地は、南側はバスが通るような大通り、東側は細い道に面した、一般的に不動産価値が高いといわれる「東南角地」です。しかし、間口といわれる道路に面した土地の幅が狭く、前面道路の交通量が多いこの土地の場合、プライバシーの観点から南側にリビングスペースを確保する事が厳しい状況。そこで設計士が考えた逆転の発想は、なんと全ての居住空間を裏面の北側に配置し、広い庭を確保することでした。北側の日照は天候にあまり左右されず、安定してほのかな明るさで落ち着いた雰囲気をつくりだす事ができます。さらに、庭の向こうには将来ご両親の家が建つ予定なので、それぞれの小さな庭をひとつの大きい庭として利用することができます。周りの視線を気にすることなく、プライバシーを確保しながら家族の豊かな暮らしにつながる重要なスペースになります。

1階には、5.3帖の畳スペースと8帖のリビングダイニングなど、小さな空間が連続してLDKを構成しています。それぞれの家族の居場所があり、自由に好きなことに没頭できる小さな空間は、それぞれが別のことをしていてもいつも家族の気配を感じることができる理想の距離感です。また、日々の状況の変化に応じて多目的、多用途に対応できるというメリットもあります。

ワンルームのLDKにはできない利便性と暮らしやすさ、広いLDKでなくても感じることができる空間の広がりをぜひこの機会にご体感ください。

さまざまな居場所が自然に家族をつなぐ、将来の暮らしにも配慮した穏やかな家の完成見学会開催します。ご家族おそろいでお気軽にご参加ください。お待ちしています。

株式会社熊木建築事務所 新潟
五十嵐 友和

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