2017年1月の見学会のご案内
今、二世帯住宅が注目されている理由とは?
見学会のポイント
二世帯同居のメリット
- 家事・育児がお互いに協力でき、さらに介護の面でも子世帯が親世帯をサポートすることができるので安心です。
- 二世帯そろって留守になることは少ないため、防犯にも役立ちます。
- そばに頼れる身内がいる安心感に加え、孫と祖父母が触れ合うことで絆が深まります。
- 税制面での優遇や補助金の活用ができます。
設計のポイント
- 趣味・コレクションを堪能できる間取りの工夫
- 「整理」「整頓」「片づけ」「収納」で収納力を最大に?
- 老若男女に適した間取りのアイディア
ご案内
この見学会は終了しました。多数のご来場をいただきましてありがとうございました。
熊木からのメッセージ
私たちは、2011年の大災害を体験し、人とのつながりや絆の大切さを改めて感じました。「家族のつながりを意識するようになった」とお考え方も多くいらっしゃいます。親世帯と一緒に暮らす二世帯住宅への関心度は、住宅購入検討者のうち約6割の人が二世帯住宅に「興味がある」と答え、なかでも「検討したい」と答えた若い世代の方が46%もいるという調査結果もあります。二世帯で暮らすことで、生活費など経済的にメリットがあること、超高齢化社会を迎え親の世話や介護を抱える人が増えたこと、そして女性の社会進出が増えたことなどの影響があげられます。
「いざという時に支えてくれる家族が一緒に居る安心感」それこそが、二世帯住宅が今、注目されている最大の理由なのだと思います。
ですが、実際に二世帯で暮らしている知人や友人などから「生活時間帯の違い」「洗面や入浴の時間が重なる」「子育てに対しての考え方が違う」「近すぎて親とうまくいかない」などの話を聞くことがあります。家を建てる際に最初のコンセプトを間違えてしまう事で「こんなはずじゃなかった」「こんなことなら二世帯住宅にしなければよかった」など、不満を抱えている方も少なからずいらっしゃいます。
そのような結果にならないように、私たちは親世帯と子世帯をつなぐ役割を担い、家族の想いや問題点、経済面など、複雑なことにもじっくりと時間をかけ、話をお聞きする事に重点を置いています。建築士としての知恵と工夫、家族の「距離感」や「関係」を考慮し、より快適で暮らしやすい家族のカタチを提案することが私たちの役割です。
今回ご案内する二世帯住宅の工夫の一部をお伝えすると…
親世帯と子世帯、世代が違えば、食事の好みひとつ取っても違いがあるのは当然です。お互いがストレスを感じることがないよう生活のリズムや時間帯の違いなどを考慮し、動線を工夫することでお互いが心地よく生活できるよう設計しました。
3世代が自由に快適に暮らす。自然なつながりを感じながら、お互いに理解し合える二世帯住宅。長く住み続ける住まいだからこそ、より慎重に、より繊細に検討していくことが大切です。
具体的にどのような間取りの工夫やアイディアを取り入れるのかは、それぞれのご家族の年齢、収入、暮らし方によって異なります。より心地の良い距離感を大切にした二世帯住宅を見学してください。単世帯住宅をご検討の方にも、それぞれの工夫やアイディアはとても参考になるはずです。
見学会に参加されたからといって、私たちは迷惑電話やしつこい訪問などは一切行っていません。あなた様が見学会に参加されて、ひとつでも多く家づくりの参考になればと考え、お施主様のご厚意により開催しています。気になることや疑問や不安、ご心配なことはこの機会に解消して、より役立つ情報をお持ち帰りください。
それではお会いできるのを楽しみにしております。
株式会社熊木建築事務所 上越
スタッフ一同