2014年6月の見学会のご案内
来客志向と家族の暮らしやすさが両立したおもてなしの家
見学会のポイント
- 食後の団らんの時間をより豊かにする、仕上げ材料に拘ったダイニング。
- プライバシーの確保と開放間を演出するために考えた窓の配置と大きさ。
- ご家族の衣類がすべて一箇所に入る大型クローゼット。
- 建物の奥行きを演出する外観デザイン。
- キッチンまわりが簡単に整頓できて、料理づくり効率もよくなるカウンター収納。
ご案内
この見学会は終了しました。多数のご来場をいただきましてありがとうございました。
熊木からのメッセージ
お施主様との出会い
施主様と初めてお会いしたのは約1年前の完成見学会。お二人と初めてお話したときに「お互いを気遣える、とっても優しいご夫婦だな」と感じました。そんなお二人の理想の住まいは「大切な友人をもてなす家」でした。大勢の友人を呼んで食事やお酒を振る舞い、ワイワイガヤガヤ、まるで自宅にいるようにくつろいでもらえる家、そして、家族の絆が深まる家、そんな理想の住まいが一年かけてようやく完成しました。
用途に合わせて可変するリビング
施主様はお友達も多く、「新築したら友達を呼んで、食事やお酒を振舞ってくつろいでもらえる家にしたい!」そんな暮らしをイメージをしていました。そこで、一度に多くの友人が来ても窮屈さを感じないように大きな正方形のリビングの提案をしました。リビングを正方形にすることで、場面に合わせて家具レイアウトを自由に変更することができます。人が多いときにはリビングの中心にテーブルを置くことで広くリビングを使えて窮屈感もなく、来客者にゆっくりとくつろいでいただけるようになります。ご家族だけのときは、リビングに接した庭側にテーブルを寄せることで、広い空間でも家族との距離感が近くなります。そして、リビングに設置した大きな窓からは庭に植えられた樹木を眺められ、落ち着ける気持ちの良いリビングになります。一方、リビングを広くしたことでダイニングスペースが狭くなってしまうという問題もありました。狭くなったダイニングの壁を板張りにしたり、造作の飾り棚をつくるなど使う材料に工夫をこらしたことで、狭いスペースでも心地良い空間になりました。
夫婦のくつろぎの場になる寝室と廊下
一般的な寝室は「寝る」だけの部屋。廊下は、部屋と部屋をつなぐ、ただの「通路」としての役割です。こちらの住宅は、寝室と廊下にちょっとした工夫をし、ご夫婦がゆったりくつろげるスペースになりました。廊下にイスとテーブルが置ける136センチの幅をとりました。そして広い廊下と寝室を三枚の障子戸で仕切りました。そうすることで、まるで旅館の一室の思い浮かべるようなくつろぎのスペースとなっています。天気の良い日には、ご夫婦でお茶を飲んだり、読書を楽しんだり、のんびりくつろぐこともできます。リビングはお客様をもてなしたり、家族の団らんをする場所。二階の廊下はご夫婦でのんびりとくつろげるプライベートスペース。家の中に二つのくつろぎの場を設けることで、家族でいる時、ご友人をもてなす時、ご夫婦でのんびりくつろぐ時、いろいろな場面や時間に合わせて、暮らしを楽しむ生活が可能になります。
見学会で私たちは必要以上の説明はいたしません。あなた様がお聞きになりたいと、何が本当で何が嘘なのか判断基準をわかりやすくご説明いたします。お約束しますが、見学会で売込みは一切ありません。見学会で、お目にかかれることを楽しみにお待ちしています。
株式会社熊木建築事務所 新潟
矢部 英幸