熊木建築事務所ブログ
2016.2.16(火)/お知らせ
住宅ローンの決め方について
新潟事務所の涌井です。
朝ニュースを見ていると「今日からマイナス金利が始まります」
と報道されていました。
そこで、家づくりを考えている方が気になる事が「住宅ローン」ですね。
先日、ある方とこんな話をしました。
「日銀がマイナス金利を導入したから、住宅ローンの金利も下がるんじゃないですか。」
最近良く耳にする話です。
金利が少しでも下がれば家計がその分楽になりますね。
あるサイトを見ると、数年前に住宅ローンを組んだ方は、借り換えで数百万円返済額が
変わる可能性があるとあります。
実際にいくつかの銀行では、住宅ローンの金利を引き下げを検討しているようです。
たしかに住宅ローンを選択する時に、金利はとても重要です。
でも、金利以外にも住宅ローンを選ぶ時に考慮する事があります。
例えば、事務手数料や保証料です。
「金利は他と比べて安いけども、確認してみると手数料がローン金額の2%等かかる場合もあります。
2000万円借り入れた場合、約40万円の手数料がかかります。
また、手数料は数万円だけど、保証料がローン金額の約1%する
など等
いろいろなケースがあります。
事務手数料は、返済期間にかかわらず支払うと戻ってきません。
保証料は、繰上げ返済を行って、返済期間を短くすると、
短くした分の保証料が戻ってきます。
早く返済できる方は、事務手数料が少ない方が良いかもしれませんし
長期間考えて返済される方は、金利が低い方が良いかもしれません。
その方と将来の考え方によって、借り方は変わってきます。
住宅ローンを検討される時は、金利だけでなく手数料等もよく考えて決めてください