熊木建築事務所ブログ
2016.6.13(月)/お知らせ
とても気持ちの良い地鎮祭でした!
こんにちは。
タイムリーにUPしたかったのですが、ちょっと更新が遅れてしまい、
ちょっと(けっこう)悔しい新潟事務所の佐藤です。
ここ数日はこの季節ということもあり、雨が降ったり、
晴れててもジメっとしたり。
でも、前回の日曜はカラッと気持ち良く晴れ、
清清しい陽気の中で、地鎮祭が執り行えました!
場所は上越市。
今は新潟市に住まわれていて、建築は故郷の上越でという施主様。
以前自転車のアドバイスも頂いたY様。
わりと打合せで時間を使ってしまうのでなかなかできませんが、
もう少し自転車の話もしたいです(笑)
昨年、新潟市エリアの完成見学会に来られたのが出会いでした。
通常、建築地によって新潟・上越事務所に分かれて動く事が多いのですが、
今回は特別に、引き続き僕もサポートさせていただいております。
この日は30度越えの予報。
神主さんの指示のもと、上越事務所の高澤も駆け足気味。
僕ももちろん動きました!
走りましたよ(笑)
ただ、撮影しているのが僕なので、写っていないだけです。
サボってはいませんw
この日は炎天下の中、施主様ご家族だけでなく、
ご両親、おばあちゃん(親しみすぎてすみません)とご参加頂き、
とても賑やかで和やかな日でした。
僕はもしかすると、汗臭かったかもしれませんが、、。
参加させて頂き、ありがとうございました!!
この時は土地を御清めしています。
そう、御清め。
そもそも『地鎮祭』って皆さんご存知ですか?
近所の空き地で神主さんの祝詞や笛の音を聞いたことはありませんか?
ご存知の方はつまらない内容かと思いますが、地鎮祭というのは
建築工事の着工前に、工事の無事を土地の神に祈る儀式を言います。
地域によってもちろん差はありますが、正式には
家主や大工、親戚などが集まり、神職をよんで祈祷をしてもらったそうです。
今では簡略化されていますし、やらない事も増えているとか。
所用時間は20~30分程度。
式典と言ってもたいそうなものではありません。
ですが、大切な儀式です。
そもそも、どうして地鎮祭をすることになったのか気になりますよね?
古来、日本という地は国土が狭く、さらには農耕民族であったために、
土地は縄張りであり、争いの元となってきました。
本来国土は神様のものであり、
我々人間は神様に土地を借りて田を開いたり、
家を建てたりしているというのが、古来からの考え方とのこと。
だから、勝手に土地を使って家を建てて、
土地の神様の怒りに触れないよう、あらかじめ
「ここに家を建てますよ~!」
と宣言するのが「地鎮祭」というわけですね。
また、大工などの職人さんたちは、非常に縁起を担ぎます。
これは危険の多い仕事を毎日していることから、
縁起を担ぐことで自分の心身を引き締め、
事故を未然に防ぐという想いでもありましょう。
すなわち地鎮祭というのは、工事の無事を祈るためのものであり、
建築物の完成と事故の防止を祈ることで
関係者全員の身をひきしめる式典でもあります。
それに続いて、似て非なる【上棟式】と言うものがこの後ありますが、
それは別の機会で触れさせて頂きたいと思います。
なにより僕もこの地鎮祭に参加させて頂き、
これからの工事の安全と完成、
住み始めてからの幸せな生活の祈念をさせて頂けたことがとても幸せです。
竣工はもう少し先ですが、僕も楽しみでなりません!
また追って状況をUPできればと思っています!
では、また!