熊木建築事務所ブログ

現場監督わたなべ♀の建築奮闘記⑨

こんにちは、現場監督の渡辺です。

久しぶりの更新となってしまいました。

最近では、打合せ中や見学会に来ていただいたお客さんから

「ブログ見てます!」と言っていただくことがあり、励みになっています。

ありがとうございます!

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さて、今日は先日のブログでもご紹介があった「住吉町の家②」について

見どころを紹介していきます。

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◇ 控えめな建ち姿

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下屋を大きくみせています。

2階が小さく見えるので、建物全体をコンパクトに見せることができます。

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◇ 物干し用の目隠し塀

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塀の仕上げは、杉板+押縁張り。

押縁を取り付けるときの釘は、打つ強さや位置によって

すぐに割れてしまうので、一つ一つ丁寧に施工していきます。

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◇ 三角の庇

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庇は、出を大きくするために三角に組みました。

造り方、納まり、雨仕舞いなど、大工さんや板金屋さんと相談して決めました。

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結果、出500ほどの深い庇ができました。

外壁と同じ材料で葺いているので、遠くから見ると建物と一体にみえます。

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◇ 木箱のようなキッチン

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杉板を一枚一枚張っていきます。

木の性質(木表側に反る)を想定して突きつけ張りにすることで、

時間の経過と共に自然な目透かしになるよう造りました。

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木箱のようなキッチン 完成です。

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◇ 白いリビング

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居間の天井・壁にはしっくい塗料を塗りました。

塗りたてはローラーの跡がくっきりと見えて

どんな風になるんだとドキドキしました。

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・・・が、きれいに仕上がりました!

マットなテクスチャーが素敵です。

この良さは写真や言葉では伝えきれません。

ただ実際に見て感じたことは、しっかり手間をかけたものだから、

例えここに何年後かに割れやヒビが入ったとしても、

それすら愛着をもてるような気がします。

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◇ 窓の在り方

同じタイトルの記事を設計の植木が書いていますので、

詳しくは、また見返してもらえたら嬉しいです。

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窓にはそれぞれ役割があります。

一つ一つの役割が生きるように、納め方もそれぞれ変えています。

大切な窓は、取付位置や高さを最初から決めず、現場合せにすることもしばしば。

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◇ ちなみに2階は絶賛施工中!

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実はお施主さんは、いつもお世話になっている塗装屋さんの職人さんです。

お休みの日やお仕事終わりに、少しずつ仕上げてもらっています。

どんどん仕上がってきているので、完成が楽しみです。

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住吉町の家②は、現場の最前線にいる職人さんがお施主さんなので、

いつもとは違った緊張感をもって取り組みました。

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工事期間中は、打合せに参加させてもらったり、現場に来ていただいたり、

時には合板の選定に建材屋さんに行ったりと充実した時間を過ごさせていただきました。

大らかなご主人と、いつも明るい奥様との打ち合わせは

笑いが絶えなかったし、私の下手な説明にも耳を傾けていただきました。

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そんな約4か月間だったので、住吉町の家②は

施主、営業、設計、現場が5人6脚で進めてきたという感覚が大きい現場だったと思います。

もう少しでお引渡しと思うと、名残惜しい気持ちになりますが、

最後まで気を抜かず、取り組んでまいります!

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見学会は、明日から2日間を予定しております。

8月4日(土)、5日(日)

各日 10:00~17:00

ぜひ足をお運びいただけたらと思います!

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インスタもよろしくお願いします。

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