新米現場監督わたなべ♀の建築奮闘記②

こんにちは、新米現場監督の渡辺です。

前回ご紹介した、三条・N様邸がついに竣工しました！

工事期間の約3ヶ月は、毎日のように現場に通いましたが、打ち合わせの度に怒られるか、呆れられるかでした。

理解するために何度も聞き返してしまうので、

職人さん：「だーかーらー！」

私：「すみません、汗」

↑これが恒例行事でした。（笑）

ただ、そんな私でもこうして無事にお引き渡しまでこられたのは、厳しくも優しい職人さんたちに助けてもらったからだと思います。

きれいに仕上がった苦心の作をご覧ください！

台所。キッチンの後面は作業カウンター兼冷蔵庫スペースです。

少し見えている柱のところは、よく見ると押縁納めになっており、‘トメ‘もきれいに納まっています。

見えない部分にも、大工さんの手仕事が詰まっています！

ちなみに後ろ側は本棚です。

間仕切りにはコルクシート。何年か後には、参観日のお知らせやチラシとかでいっぱいになるんだろうなあ～（笑）

居間の隣には仏間があります。

わずかですが一段上げているのは、畳コーナーではなく、上段の間という意味を表しています。

階段は一段目を製作としています。

階段の吹き抜けは構造的に弱くなる部分なので、補強のために3尺間の床を作りました！

この3ヶ月を振り返ると、学べたことと同じくらい反省点も多く残りましたが、少しは成長できたかなと。

現場監督としての道のりはまだまだ長いようです。（笑）

そして現在、保田で新たな現場が進んでいます。

保田といえば、安田瓦！ということで、部分的に瓦を取り入れています。

瓦の割り付けなど、むずかしいのかと思いきや、

瓦屋さんに教えてもらったのですが、瓦の色を後で変えたい思ったら変えることもできる（一部だけでもOK）など、思っていたより手軽な材料なんです！

何かと敬遠されがちな瓦ですが、場所によっては風景になじむ素材です。

瓦ののっている屋根をみるとなつかしさや、親しみを感じます。

保田の家、完成が楽しみです！！