～暮らし～

こんにちは。設計・現場監督の植木です。

引き渡したお施主様のところへお邪魔させていただくと、その暮らしぶりの良さに目を引かれることが多くあります。

暮らしが始まり、時間の経過と共にだんだんと良い雰囲気が出ています。

■竣工時（引き渡し直後）下写真

■引き渡しておよそ2年後　下写真

引き渡した後に、ご家族で購入した家具が入っていたり、お子様の思い出の物が飾られていたり、

好きなインテリアが置かれていたり、等々。

様々な工夫をされて住みこなしてくれています。

（我々が思いつかない様な良い使い方もしばしば．．．。）

レンジフードがディスプレイに変身！

鴨居カウンターは思っていた通り！

書斎のカウンター下も上手に収納して使われています。

収納上の明かり採りを利用したインテリアグリーン！

和室（居間）に合った古い家具。

この時に感じることは、良い風景というのは”住宅”自体ではなく”家具”や”調度”、日々の日用品等と

”住む人”が作っているんだなぁということです。

”暮らし”というのは”住む人”が主役で、家はやっぱりキャンバスであればいいのかなぁ（笑）

便利な設備や見栄えのする仕上げ材料がたくさん目に入ってきますが”住む人”が主役になる為にも、

流行の材料で”住宅”を飾るのではなく、日々の暮らしを支えながらその”人”が暮らしの主役になれるような

キャンバス造りを目指して考えていきたいと思います。

インテリアだけでなくエクステリアもとっても大切です！