熊木建築事務所ブログ
2016.4.16(土)/お知らせ
短所って事前に知りたいですよね?
おはようございます!
新潟事務所の佐藤です。
完全に私事で申し訳ございませんが、長女が産まれました!
先日のエイプリルフールです。
出勤直後に妻からの連絡で
「これから出産になるみたい」
と言われたときは
「わかった!!」
っと言いながらも
ウソ!?ホントだよね!?
と、エイプリルフールだからか5割増し位ドギマギしていました(笑)
元々少し小さめだった上、予定日よりも2週間早く産まれたので大分小さい子です。
でも、妻は先に退院しても一人で病院にいます。
看護師さん達、プロがいらっしゃるので心配無用でしょうけれど。。
経過を診るため毎日通院しなければならないそうですが、今日退院できるそうです✴
楽しみでなりません!
またまた余談でした⤵
さて、本題です。
どんな家づくりをしても、捉え方によっては短所だと感じる部分があると思います。
もちろん、家づくり以外もほぼ同様かと。。
例えば、高気密高断熱を追求した家は、部屋毎の温度の違いが少ないのでヒートショックなどの健康被害が起こりにくくて良いですよね。
しかし、断熱性を高めるためには空気の漏れを少なくし、熱を伝えないことが大切です。
そのため、窓の大きさや数が制限される事もあります。
また、気密性の高さ故に、24時間換気をつけっぱなしにしないと、人の呼吸などで空気が汚染されます。
もちろん、ご想像の通りかも知れませんが、室内のニオイも残りやすくなります。
そんな住まい方を続けるうちに、家にいるだけで圧迫間や閉塞性を感じる人も増えています。
「窓を開けて、自然の空気を取り込みたい」
「広い窓から景色を楽しみたい」
というタイプの人は、特にストレスを感じやすいものです。
逆に、窓が大きくて解放感溢れる家なら、中の音が外に、外の音が中に聞こえやすくなることもあります。
どの程度を良しとするかは、その家族次第です。
また、もちろん材料にも長所と短所があります。
安くてお手入れが簡単。でもシックハウスを引き起こす可能性がある。
高くてお手入れが面倒。でも健康に暮らせる・・・。
だからこそ!
新築(買い物、何かを決断)する人が知りたいのは、実は短所の方だと思います。
そうすれば事前に対策ができるし、自分が希望する暮らし方を見つめ、選択基準を変えることもできるからです。
しかし、一部の建築会社は長所しか伝えません。
「短所を伝えると契約してもらえないのでは?」
と考えてしまうのが大きな理由だと思います。
このとき、自分の家づくりに自信・信念を持っている建築会社は、その家づくりの長所と短所を伝えることができると思います。
包み隠さず話して、その家づくりに共感してくれたお客さんと一緒に家をつくり上げていきます。
お客さんは事前に短所が分かっていますから、
「こんなはずじゃなかった」
とイヤな思いをしなくて済みますよね?
しかし、そうでない建築会社の場合、短所はなかなか口にできないと思います。
でもあからさまに隠すような建築会社は避けたいものです。
なので、
『施主の立場を考えた情報開示をどこまでできるか』
というのは、建築会社選びの大切なポイントになると思います。
それではまた!