熊木建築事務所ブログ

お役立ち情報|両親からの援助金

 

 

 

こんにちは。

年末も近づき、実家へ帰省される方も多いと思います。

 

「家建てようかなと思ってるんだけど」

ご実家でそんなお話しをされる方に覚えておいてほしい事があります。

 

 

『ご両親からの援助資金について』です。

金銭的な援助を受ける場合、年間110万円の基礎控除額を超える分から

贈与税がかかります。

 

贈与税の計算は複雑ですが、例えば500万円の贈与をうけた場合。

48万5千円も税金を納めなくてはいけなくなります。

しかし、2021年12月までの贈与の場合、

住宅取得の目的であれば(条件付きで土地購入も含む)

一定金額まで非課税となる特例を受けることができます。

 

 

 

 

20190515-1-1

 

 

最大3000万円までが非課税!

大きいですね。

 

ここで1つ注意点です。

贈与を受ける方が直系直属である事が条件の為、

例えば、計画している新築や土地の名義がご主人様お1人の場合で

奥様のご両親から資金援助してもらう場合、このままので名義では

贈与税が発生してしまうのです。

 

つまり「義理」の娘や息子や孫の場合は贈与税がかかってしまいます。

 

対策としては、持ち分を持つこと。

先程の例の場合は、奥様も贈与分の持ち分をいれて

ご主人様の単独名義ではなく、連名にする

直系直属の条件はクリアできます。

※贈与を受けた年の合計所得が2000万円を超える場合は条件からはずれてしまいます。

 

 

住宅取得の年の確定申告で申告をするだけで

非課税の控除を受ける事ができる為、

せっかく、ご両親が援助してくれるならこの制度は利用した方がいいですね!

 

 

 

 

では。また。

 

 

 

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