熊木建築事務所ブログ
2018.12.23(日)/お知らせ
~台所~
こんにちは。設計・現場管理の植木です。
今回は台所についてです。
台所と言っても様々な形があり、人それぞれの暮らし方によって変わってきます。
対面型、アイランド型、壁付け型...。等々
その中でも今回は壁付け型キッチンを採用した台所の暮らしをご紹介したいと思います。
■Y邸
キッチンで作った料理はそのままダイニングテーブルへ運ばれます。
ダイニングテーブルを挟んで畳の小上がりがあります。(3.5帖ほど)
食事のときは椅子として、食事が終わったらゴロ寝が出来るスペースです。
■N邸
居間から台所を撮った写真。
奥に見えるゴミ箱と冷蔵庫の間は通路になっていて裏に回れます。
台所に行き止まりの無いプランになっているので作業効率が上がります。
■T邸
ご家族によっては朝は各々で簡単に済ませるといった場合もあります。
キッチンの後ろに小さなかわいらしいダイニングスペースがあると、軽食や料理中のちょっとした休憩場として便利に使えます。
友人やご家族が大人数揃った時は居間の座卓が食事スペースになります。
■K邸
家族のコミュニケーションの1つとして、親の背中に話しかけるという事もあると思います。
相談事などは面と向かっては言いにくかったり…?
■S邸
壁付けキッチンなのでキッチンに立つと正面は壁が立ちます。その壁を利用して調理器具やコップや器、小物なども綺麗に整理して使ってくれています。
好きな物(気に入った物)に囲まれているキッチンは気持ちも上がって良いですね。
■S邸
業務用シンクと製作したコンロ台を採用しています。
キッチンを自分流に使いやすくカスタムして使ってくれています。
プロの厨房のようになってます(笑)
一部ではありますが以上になります。
いかがでしたでしょうか?
対面キッチンは容易に想像できても、壁付けキッチンというとあまりイメージが湧かないという声も聞きます。
ですが、日々の暮らしから考えると意外と壁付けキッチンも生活に合うという方もたくさんいます。
台所の形から入るよりも”暮らし方”という視点から、第三者である設計者と一緒に検討していくと、生活を支えてくれる楽しい台所になってくれると思います。