熊木建築事務所ブログ

新米現場監督わたなべ♀の建築奮闘記⑧

こんにちは、新米現場監督の渡辺です。

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最近、建築家の方の講演会に参加できる機会が多く、

先週も2人の有名建築家のお話を聞くことができました。

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14日はメディアシップで「潟環境シンポジウム」が行われ、内藤廣さんが、

17日には長岡で「作品づくりと社会貢献の両立を目指して」と題して、

坂茂さんがご講演されました。

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お二人とも、大規模な建築物から住宅などの身近な建築物まで

多くの作品を手がけていますが、その背景には

社会への貢献や自然とのつながりをとても大切にされています。

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「社会貢献」というと少し大げさかもしれませんが、

私たちも周辺環境への配慮を心掛けています。

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☆親松の家

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三角屋根の向こうに勾配の緩い屋根がついています。

お隣さんの日照を確保できるように軒の高さを50センチほど下げています。

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上棟後は、設計と現場監督で窓の位置を確認します。

位置や高さ(目線)が近隣の建物と向き合っていないか確認・検討をします。

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周辺環境を考えるうえで、自然とのつながりにも意識を向けることが大切です。

そんな中、“野遊び”、“アウトドアリビング”、“つながる街”、などをテーマに

スノーピークさんプロデュースの「天野エルカール住宅祭」に参加します。

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☆天野の家

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建物は完成間近です。

正面は杉下見板+白塗装。

かわいらしさと経年変化の両立です。

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ポーチのトンネルの先には気持ちのいい田園風景。

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公園側に、テラス、デッキ、(アウトドアリビング)をつくるため、

建物はなるべく後ろに下げました。

先日、植栽の打合せも行われ、およそ7本の木々と下草が植えられます。

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内藤廣さんのご講演の中で、

牧野富太郎記念館(植物園)についてのお話をされたとき、

「20年経つと、周りの植物たちが建物を守ってくれて、やっと仲間に入れてもらえました」

というお話がありました。

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その建物は植物園内にあるので、周り=植物でしたが、

家や街も同じで風景になじんでいくことが大事なんだと思います。

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「天野エルカール」は新しい街で、ほとんどの建物が生まれたてです。

“天野”という古くからある街並みや、田んぼの風景が残る中で

この新しい街が20年、30年経ったときに、

仲間になって周りにとけ込めていたらいいなと思います。

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そして、いつか近くを通りかかったときに

「白い木のお家に集合ねーっ!」

とかって子供の声が聞こえたらさらに嬉しいなと思います(笑)

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天野エルカール住宅展は4/14から開催予定です!

詳しい日程はこちらからご覧ください!

http://living-gallery.com/amano.elkaar/

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